スコフニュングの性能まとめ(再検証修正版)

2017/03/04

土のスコフニュングを作って色々試してはいるが
どうもしっくり来る編成や運用が見つからない。

同じく敵対心操作のために白虎牙杖を常用しているのだが、
それよりも使い勝手が悪いような気もするので
ちゃんと性能を調べてみることにしました。

記事修正:3/3の公開後、さらに検証を進めて内容が変わった部分があったため修正を行っております。


■ホリセ系のジョブマスターピース
スキルは「不屈なる忠義(ドライブバーストの効果UP)」 「救世の聖剣(自分への敵対心UP)」の2つ。

ドライブバーストの効果UPは、ダメージが伸びるわけではなく、自分の防御UPが付与されるのみ。
ちょっと物足りないが、ドライブバーストを防御UPスキルとして使うと考えれば、意図して組み込むことはできるかも。 


そして本命ともいえるもう一つのスキルである「救世の聖剣」(敵対心UP。)
攻略wikiなどによると、システム的には「確率で発動するかばう効果」ということだそうです。
「かばう効果」なので、スパルタ(ホリセ)のジョブについているサポートアビリティ「イージスプーン」が同時に発動する。

イージスプーンは被ダメ50%カットなので、スコフニュングと合わせることで、
「かばう」が確率的に自動発動し、50%カットでダメージを肩代わりできるということになります。


■強そうなのだが、問題点も
問題点は以下の2つ
・召喚が唯一できる主人公に攻撃が集まってしまう
・かばうの発動が確率だということ

主人公が倒される確率を上げてしまっているという武器だということ。
その原因となる「かばう」も確率発動なので、意図して行えず
戦略に組み込むのがちょっと難しいという点があるのだ。


■救世の聖剣の発動確率を調べる前に
じゃあどれぐらい発動するのかと、トライアルで攻撃対象が主人公かそれ以外のどちらにいったかでカウントしていこうと思ったのだが、検証してその後通常のクエストなどで使ってみると不思議な現象を見かけることがある。

それは、敵が複数体、もしくは複数回攻撃する際、それら全ての攻撃を主人公が引き受けることが多いのである。


もしかすると、「救世の聖剣」というスキルは攻撃毎に攻撃を引き寄せるかどうかを決めるのではなく、ターン始めに発動判定があり、発動したターンは攻撃全てを引き寄せるのではないかという仮説が出てきたのです。

もしそうであれば、検証方法が変わってくるため


■そこで全てカウントすることに
(検証内容なので、答えだけ知りたい人は飛ばしてください。)

1ターン全ての攻撃を受けた場合と、攻撃が主人公以外にも及んだ場合でカウント
さらに、主人公が攻撃を受けた回数とそれ以外の3人が受けた回数の2パターンの計測を同時に行うことに。

検証はトライアルの「訓練用タレットβ」を使用。
3回の攻撃(特殊攻撃含む)が主人公全てに集まった場合と、それ以外の場合でカウント。
それとは別で、主人公が受けた攻撃回数をカウントする。

200ターン行った結果が以下の通り

主人公に攻撃が集中 63ターン
攻撃がバラけた   137ターン

主人公が攻撃を受けた回数 247
主人公以外に攻撃が行った回数 353

こうみると、攻撃が集中する確率が約46%もある。
これによって、主人公の攻撃を受ける回数が増えており、個別のカウントを行ったが
このままでは使えるデータとは思えない。

そこで、主人公に攻撃が集中した場合を除いて考えてみると
137ターン中、主人公へ攻撃がいった回数は58回。
総攻撃回数が411回なので、主人公に攻撃が行く確率は約14%。
ここだけピックアップすると敵対心UPとは考えにくい。



救世の聖剣の発動確率は?

前項の検証からスコフニュングによる敵対心UP「救世の聖剣」の発動と確率は以下の通りとなる。

・救世の聖剣は攻撃毎ではなく、ターン開始時に発動判定がある。
・発動した場合、そのターンの攻撃すべてを主人公が受ける
・発動確率は30%ぐらい?

検証の試行回数を増やさないとはっきりとわからないが50%以下ではあると予想される。


 
■ダメージ100%の自動発動の可能性もあるが
「窮地への抗拒」というもう一つのスキルがあり、イージスプーン発動時と重なれば
自動100%カットになりますが、先程の検証中は2回しか見られませんでした。
これを頼りにするのはまず不可能だと思うので、運が良ければということに。
 
 
■どう使うべきなのか
ホリセ、スパルタは槍を持てるため、槍装備のデュアルインパルスを設定する運用が強い。
それに比べ、スコフニュングを装備しての強みがちゃんと持てないのが
使い勝手の悪さの原因だろう。

もう少し、「不確定な敵対心UP」を活用できれば使えるのだろうが・・・。