ダメージ計算式を知ろう-無課金勢強化計画1-

2016/11/16

グラブル 初心者向け


無課金勢が強くなるためシリーズその1です。

今回は強くなるための一歩として、ダメージ計算式について書いていきます。
wikiや様々なページでグラブルのダメージ計算式を見たことがあるかと思いますが、
色々と書いてあってややこしそうに見えたと思います。

ただ、実際には4つの要素さえ理解すれば、あとは簡単なのです。






■簡単に説明するけど・・・
それでも文章は長くなります。
なので、この記事に書いたことを3行でまとめます。

・攻撃力は、方陣、アンノウン、通常、属性の4つの要素がある!
・ダメージはこの4つの要素を乗算したもので算出される!
・乗算される計算の仕組み上、4つを満遍なく上げることが数値を高くできる。!



■グラブルのダメージ計算式
本当は、敵の防御力などから実際のダメージを計算するのだが、
重要となる「基礎ダメージ」の部分だけをwikiからそのまま引用させてもらった。


攻撃者の攻撃力 = { キャラごとの基礎攻撃力 + 武器総合攻撃力 (得意武器はx1.2) + 召喚石総合攻撃力 (サポ石は含めない) }


基礎ダメージ =
 攻撃者の攻撃力
  × { 1 + 方陣攻刃スキル × ( 1 + マグナ加護 ) }
  × { 1 + 方陣背水スキル × ( 1 + マグナ加護 ) }
  × { 1 + アンノウンATKスキル × ( 1 + 神崎蘭子加護 ) + その他コラボイベント武器スキル }
  × { 1 + 通常攻刃スキル × ( 1 + ゼウス系加護 ) + バハ武器攻UPスキル + キャラ攻撃力UP加護 + 通常攻UPバフ }
  × { 1 + 通常背水スキル × ( 1 + ゼウス系加護 ) }
  × ( 弱点補正*1 + 属性攻撃力UP加護 + 属性攻撃力UPバフ )
  × ( 1 + その他バフ(スパスタのアパッショナート) )


なんとなくはわかるかもしれないが、ゴチャゴチャしていてわかりづらい!
そこで要素を絞ってもう少し簡潔にしてみたのが以下の式。


基礎ダメージ=攻撃者の攻撃力×方陣攻撃力×アンノウン攻撃力×通常攻撃力×属性攻撃力


■大きく分けて4つ
重要な要素は大きく見て以下の4つである。

・方陣攻撃力
マグナ武器が関係する部分である。
スキル欄に「○○方陣」と書かれた攻刃スキルが該当する。

・アンノウン攻撃力(unk攻撃力)
アンノウン武器が関係する部分である。
スキル欄のアイコンに「EX」と付いている攻刃スキルが該当する。

・通常攻撃力
ほとんどの武器がこれに該当する。
土属性なら「地裂」「大地」「土」と記載されている攻刃スキルが該当する。

・属性攻撃力
主にバフ、加護が関係してくる部分。
スキルレベルなどで関係してくることが少なく、召喚石の加護がほとんどである。
弱点補正もここに関係しており、有利なら1.5、普通なら1、不利なら0.75倍となる。


それぞれは、武器の「スキルレベル」から数値が出されてくる。
例えば攻刃大のスキルレベル10なら15%といったようになっている。

後に効果量の表が書かれているwikiページのリンクを掲載するが、
今はそういうものだということだけ頭に入れておけばOK。



■例で見てみよう
もう一度、簡素化した式を書いておく。

基礎ダメージ=攻撃者の攻撃力×方陣攻撃力×アンノウン攻撃力×通常攻撃力×属性攻撃力

例えば、主人公の攻撃力が100ある状態で、武器編成をまったく空っぽの状態で行い、
弱点補正が不利でも有利でもない相手をする場合、

基礎ダメージ=攻撃力100×1×1×1×1

という計算式になります。


ここに武器を編成して方陣攻刃が50%(0.5)の状態にしたとすると。

基礎ダメージ=攻撃力100×(1+0.5)×1×1×1
(左から方陣、unk、通常、属性)

となり、攻撃力が増えるわけです。

これがスキルレベルを上げることでダメージが増える原理なのです。


■属性による有利不利
もう一つ例を見てみましょう。
今度は、自分が土属性としましょう。武器編成が空っぽの状態です。
このとき、属性相性で有利でも不利でもない相手なら

基礎ダメージ=攻撃力100×1×1×1×1

となります。

では、相手が水属性。つまり有利な相手ならこうなります。

基礎ダメージ=攻撃力100×1×1×1×1.5

属性攻撃力の部分が1.5倍となりました。
武器編成も変えていないのにダメージが伸びてくれました。

じゃあ、次は相手が風属性。不利な相手だとこうなります。

基礎ダメージ=攻撃力100×1×1×1×0.75

今度は属性攻撃力が0.75倍となり、ダメージが下がりました。


属性が変わるだけで、ここまで大きく数値が変動するため、
属性相性が重要なのです。


■攻撃者の攻撃力
後回しにした「攻撃者の攻撃力」について。

これはすごい単純に考えて下さい。そして属性は関係ありません。
もう一度いいます。属性は関係ありません。

スキルも考えず、ただ「攻撃力」の欄にある数値が「攻撃者の攻撃力」となります。

20161116-01
(編成画面の武器の部分、「総合攻撃力」が武器の攻撃力。召喚石も同様)

20161116-02
(これが主人公の攻撃力)

キャラの攻撃力+武器の総合攻撃力+召喚石の総合攻撃力=攻撃者の攻撃力となる。


なので、編成に他属性を混ぜても攻撃力は上がるのです。

他属性より土属性のスキルが付いている武器の方が、さらに攻撃力が上がるため、
同一属性の武器が編成されることが多くなるのです。

バハ武器が良い例でしょう。あれは闇属性ですが、
スキルが対応した種族の攻撃力を上げるので、属性は関係ないのです。


■満遍なくあげよう
分かりやすいように全ての武器1本のスキル効果を10%に固定して考えて、
10本編成できる武器をどう振り分けると数値が変わるか見てみましょう。
(武器で属性UPがないため、方陣、通常、unkの3種で考える)

・全てを1種類で固める
100×(1+1)=200

・5本ずつ、2種類で編成
100×(1+0.5)×(1+0.5)=225


・3種類に均等に分けて編成
100×(1+0.4)×(1+0.3)×(1+0.3)=236.6

とこのように乗算となる関係上、1種類で固めるより
武器の編成だけて見ればなるべく均等に分けるのが望ましいことがわかります。

なので、「理想」は全ての値を万便なく上げることができれば
攻撃力が上げやすいということを覚えておいて下さい。


■まとめ
はい、これまでの記事を3行にまとめます!

・攻撃力は、方陣、アンノウン、通常、属性の4つの要素がある
・ダメージはこの4つの要素を乗算したもので算出される。
・乗算される計算の仕組み上、4つを満遍なく上げることが数値を高くできる。

これがわかれば、もう一度、ちゃんとした計算式を見ても
意味がわかりやすいと思います。

次回はもう少し「武器編成」の実例を元に掘り下げていきます。


備考リンク:スキルの効果量